S&G,something else.

ゆるめのガジェット、ソシャゲ記事+α

ガスリー応援のため、現役ドライバーのレッドブル1年目の成績を比べてみた。

f:id:grandorder0328:20190624014107j:plain

 

ピエール・ガスリーが苦しんでいる。

 

昨年、トロ・ロッソからF1デビューを果たし、バーレーンGPでは中団勢のマシンに乗って奇跡的な4位入賞を果たしてブレイクすると、ダニエル・リカルドルノー移籍に乗じてデビューからわずか1年でレッドブル昇格を勝ち取った。

 

今年はさらなる飛躍が期待されたが、8戦を終えた時点でエースのマックス・フェルスタッペンに予選・決勝とも大きく水を開けられ、獲得ポイントではダブルスコアを付けられるという厳しい状況。

 

この成績に、ツイッター等ではガスリーへの心ないコメントが飛び交い、一部ではドライバー交代を要求するような話が出る始末…

 

しかし、私はふと思った。

「ガスリーの成績は、今までのレッドブル1年目のドライバーと比べ、ここまで非難されるほどのものなのだろうか」

と。

 

なので、今回は現在現役で、かつ過去にレッドブルで走ったことのあるドライバーをピックアップし、ガスリーとの成績を比較してみたいと思います。

 

比較内容

・開幕から8戦を終えての獲得ポイント、および予選・決勝の最高順位を比較

 

※現行ポイント制度(1位25P)になる前の成績については、現行ポイント制度に直した上で数値を出しております。

※2019年から始まったFLP(ファステストラップポイント)は考慮していません。

 

比較元

ピエール・ガスリー

 第8戦を終えての獲得ポイント:35(※FLP1点分マイナス)

 予選最高位:5位(2回)

 決勝最高位:5位

 

比較対象1

セバスチャン・ベッテル

f:id:grandorder0328:20190624014225j:plain

 

おなじみ4回のワールドチャンピオン経験者。

最近はどちらかというとやらかしのイメージが強まっているけど、2010年~2013年までは間違いなく現役最強のドライバーで、今でもその実力は健在。

 

そんなベッテルが初めてレッドブルに乗ったのは2009年。

 

大幅なレギュレーション変更で戦力図が大幅に塗り替えられ、前年まで入賞するのが精一杯だったチームが一転、チャンピオン争いに参戦するように。

 

そして、躍進の最中にあったベッテルの成績がこちら。

 

 第8戦を終えての獲得ポイント:95(※1)

 予選最高位:1位(3回)

 決勝最高位:1位(2回)

 ※1 獲得ポイントは現行ポイント制度に変換して算出

 

ベッテルはやっぱり凄かった。

マシン戦闘力の関係もあるので一概には言えないが、移籍1年目でいきなり2勝・3PPは流石の一言。

 

比較対象2

ダニエル・リカルド

f:id:grandorder0328:20190624014322j:plain

 

2人目は今年からルノーに移籍し、奮闘中のリカルド。

将来のチャンピオン候補と言われ続けながらメルセデス1強時代に重なってしまった不運もあり、勝てるドライバーだがチャンピオンまでは…という状況が続き、2016年に加入したフェルスタッペンに事実上追い出される形でレッドブルを離れた不遇のドライバー。

 

そんなリカルドが初めてレッドブルに乗ったのは2014年。

 

当時大エースだったベッテルを上回る成績をコンスタントに上げ続け、メルセデス1強のシーズンながら隙間を縫って3勝を上げ、一躍トップドライバーの仲間入りを果たした。

 

そして、リカルドの成績がこちら。

 

 第8戦を終えての獲得ポイント:83

 予選最高位:2位(2回)

 決勝最高位:1位

 

やっぱりリカルドも凄かった。

ベッテルの時と同じく戦闘力あるマシンではあったが、ベッテルが最終的にこの年0勝で終わった中、8戦までで1勝していることに驚く。

 

比較対象3

マックス・フェルスタッペン

f:id:grandorder0328:20190624014421j:plain

 

3人目は現・HONDAのエース、フェルスタッペン。

F1ドライバーであるヨス・フェルスタッペンを父に持ち、2015年17歳165日という若さでトロ・ロッソからF1デビュー。

時期尚早との周りの声を尻目に、初年度から4位入賞2回・49Pを稼ぎ出し、批判の声を一蹴した。

 

そんなフェルスタッペンが初めてレッドブルに乗ったのは2016年。

 

前2人とは異なり、第4戦ロシアGP終了後、前任者だったダニール・クビアトとのシート交換という形でレッドブルへ昇格。

昇格後初戦となったスペインGPでいきなり優勝を果たし、周囲の度肝を抜いたことは記憶に新しい。

 

そして、フェルスタッペンの成績がこちら。

 

 第12戦(※2)を終えての獲得ポイント:102

 予選最高位:3位

 決勝最高位:1位

 ※2 第5戦から参戦のため、第5戦~第12戦で計算

 

フェルスタッペンも凄かった。

予選最高位こそベッテル、リカルドに遅れを取っているものの、獲得ポイントは2人を凌ぐ。

間違いなく将来のチャンピオン候補と言える成績を叩き出しているので、HONDAさん頑張っていいエンジン作ってね(切実)

 

比較対象4

ダニール・クビアト

f:id:grandorder0328:20190624014535j:plain

 

4人目は現在トロ・ロッソで奮闘中のクビアト。

2014年にトロ・ロッソからF1デビューし、同年、開幕戦を含む4回の入賞を記録。

ちなみに、開幕戦での入賞は当時の史上最年少入賞の記録でした。

 

そんなクビアトが初めてレッドブルに乗ったのは2015年。

 

2014年の日本GPにて、当時レッドブルのエースだったベッテルフェラーリ移籍を発表したため、後任としてクビアトが抜擢された。

予選・決勝の成績ともにチームメイトのリカルドに遅れを取ったものの、最終的な獲得ポイントでリカルドを上回り、ドライバーズランキング7位を記録した。

 

そして、クビアトの成績がこちら。

 

 第8戦を終えての獲得ポイント:19

 予選最高位:5位(2回)

 決勝最高位:4位

 

うーんこの成績。

なお一応弁護しておくと、2015年のクビアトはこの後の第9戦~第16戦までの8戦で57Pを稼いでおり、シーズン後半に進むにつれ調子を上げていったシーズンではあった。

 

■総括

今回の記事はガスリーのSNSでのあまりの言われように同情し、「いやいや、ベッテルだってリカルドだってフェルスタッペンだって赤牛初年度はそれほどポイント取ってなかったよ。だからガスリーも長い目で見てあげよう」と言いたくて書いたのですが、結果(チームの強さ弱さの違いはあるとして)ガスリーとクビアトの成績が単純にクソであるという事があらためて立証されただけでした。悲しい。

 

とはいえ、まぐれでトロ・ロッソのマシンで4位入賞が出来るとは思っていないし、ガスリーがフェルスタッペンと比べあれほど劣っているのかと言われればそうではないと信じたい自分もいるので、ここからの躍進を願って、これからもTVの前でガスリーを応援したいと思います。

 

頑張れ!ピエール・ガスリー

f:id:grandorder0328:20190624014644j:plain